はかない青春、煙と共に去りぬ
春日花アレンジ
煙のような、綿菓子のような…けむりの木
今回ご紹介するのは、金沢春日ケアセンターロビーの花アレンジです。
あっという間に夏の到来、花アレンジの主役はヒマワリ。
黄色い花は、ロビーをぱっと明るくしてくれます。
その隣には、何やら綿毛のようなふわふわしたものが…。
薄い紫のふわふわの正体は、「煙の木」という木です。英語名ではそのまま訳して「スモークツリー」。
このふわふわしたものは、花の後に残った軸の部分。
種を遠くに飛ばすように進化しているのだといいます。雌株にのみふわふわが付いているとのこと。
思わず触ってみましたが、ふわふわというよりゴワゴワしていました。
ウルシ科なので、かぶれる可能性があるとのこと。あまり触らない方がいいみたいです…。
この「煙の木」、花言葉は「はかない青春」。
短い青春を、煙がすぐに消えてなくなる様子に例えたのでしょう。
そう思ってアレンジを眺めると…、みなさんもいろいろな光景が思い出されるのではないでしょうか。
季節と思い出を感じる花アレンジ
花アレンジを愛でながら、季節を感じ、そしてご自身の人生の軌跡、大切な思い出を振り返るきっかけになればいいなと思います。
暑い夏がもうすぐそこまで来ています。
皆さまも、体調にお気をつけてお過ごしください。