2017年02月24日
入職1年目の介護職員を対象にしたレベル1研修。
6月、8月に続く「介護過程の展開」シリーズ第三弾!
今回も田鶴浜高校健康福祉科の古田佳代先生を講師にお招きしました。
前半は、宿題になっていた、各職員がそれぞれに選んだご利用者への取り組みについて、互いに発表しあい、意見を交わしました。
後半はこの研修シリーズのまとめにつながる、ご利用者の問題行動についてのお話。
職員が対応に困っていることを、そのご利用者の「問題行動」と口にしていませんか?
その「問題」はポジティブに言い換えることができるんです。
「あの方は、すぐに立ちあがって歩こうとするから、いつ転倒するかわからなくて大変」
という捉え方も、
「あの方は、ご自分で立ち上がることができる」
と捉えると対応が大きく変わってきますよ。
それが、ご利用者ご本人の困りごとであるニーズを掘り起こすことにつながるんです!
と古田先生、アツいです!
その後の演習でも、視点や発想をかえることで見えてくるものが全然違ってくることを学びました。
お忙しい中、分かりやすくて、とても奥の深い情熱的な講義をして下さった古田先生、本当にありがとうございました!
▲「人差し指を下に向けて、時計回りにぐるぐる回してみてー。」 ▲「そのまま頭上にあげて下から見ると、どっち回り?」
▲ジャングル(もといamazon)で購入したという先生お気に入りのカードゲーム「短所を長所に変えたいやき」を使っての
ポジティブワード変換演習にみんな熱中。
古田先生の講義のあとは、全員で意見交換会。
それぞれのこの一年を振り返って自身の成長を感じとり、一年間のレベル1研修を終了しました。
レベル1研修受講の皆さん、お疲れ様でした。
さてさて、もうすぐ新入職の新人さんがやってきますよ!
今度は先輩として新人さんたちのサポートをお願いしますねー!