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埼玉・全国老健大会に行ってきました。~地域から頼りにされる老健について~

「第29回全国介護老人保健施設大会・埼玉」が10月17日~19日までさいたま市のソニックシティで開催されました。仁智会からは介護職員、ケアマネジャーなど5名が参加してきました。

 

今年のテーマは、「彩ろう!豊かな高齢社会を~老健は地域づくりの担い手です~」。地域包括ケアシステムの本格的な導入とともに高齢者の在宅での介護やケアが進む中で、施設サービスの代表格の一つとされる「老健」がいかに地域に根差した取り組みができるか、その在り方を改めて考える良いきっかけとなりました。

 

 


全国老健大会で掲げられた柱は3つ。一つ目は、「老健の在宅支援機能」です。老健はこれまで、病院と自宅の中間施設として在宅復帰という役割を担ってきましたが、今回は新しい役割として在宅支援機能が注目されました。在宅復帰だけでなく、在宅生活支援へパラダイムシフトしている先進的な施設の多職種協働の取り組みが数多く紹介されていました。どの施設にも共通していたことは、地域包括ケアシステムの一翼を担う施設として地域の中でどのような貢献ができるか、地域に根差すためにはどうのような機能が必要かを常に考えているという点でした。

 

そして、「介護人材の確保」と「AI・ロボット介護導入への模索」も大きなテーマとして議論されました。介護の人材不足は、今、どこの施設でも全国共通の課題として現場に重くのしかかっています。その突破口として、大会でも注目されたのは外国人スタッフの採用とロボット介護でした。

 

外国人介護人材はインドネシア、フィリピン、ベトナムを中心に受け入れており、国としても介護福祉士を在留資格として認めるなど、受け入れ促進の為の制度を整えています。

 

ロボット介護の可能性については、公開シンポジウムでも大きな反響がありました。娯楽やコミュニケーションのツールとして早くから介護現場にも導入されてきたロボットですが、今や利用者の行動を学習し最適なケアを提示する機能を備えたり、夜間の見守りや看取りのケアを担うまでに進化しているとのこと。広島市の老健で施設を挙げて介護見守りロボットを導入した先進的な事例が紹介されました。一方で、ロボットの持つ機能が介護現場のニーズに今一つ合っていない、使いこなせる人材がいないなどの課題も示されました。




 

【日進月歩で進化する介護ロボット(参考)】(左)コミュニケーションロボット(右)見守りロボット

 

当法人の金沢春日ケアセンター、金沢南ケアセンターともに「老健」を核として地域に根差した施設、在宅サービスの提供を進めております。これからも、さまざまな機会を通じて社会の動向やニーズを敏感にキャッチしながら、よりよいサービスをお届けできるよう努めてまいります。