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News お知らせ

春日ケアハウスに現る、花咲か兄さん&姉さん! “ステイ施設”でも四季を満喫

2021年05月06日

「枯れ木に花を咲かせましょう~」

金沢春日ケアハウスでは、今、花咲か爺さんならぬ…花咲か兄さんと姉さんが、枯れ木に見事な花を咲かせて注目を集めています。コロナ禍が続いて一年余り。外出もままならない日々が続いています。そんな中で、利用者さまに少しでも季節の移ろいを花で楽しんでいただきたいとの思いを込めて、職員が大きな木を室内に作り上げました。

 

ここならゆっくりお花見OK!

満開となった八重桜を演出しました。ここならお花見もゆっくりできますね! 記念写真の笑顔も満開です。

 

新聞紙や花紙を素材にし、幹の質感、濃厚な桃色の花びらの一枚一枚までリアルに再現し、丁寧に作りました。利用者さまと職員と一緒に「桜の木らしさ」についてじっくりと話し合いながら構想を練り、一カ月ほどかけて仕上げていったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の木の脇にはぼんぼりも立てられ、夜にはライトも点灯します。夜桜だって時間を気にせず楽しめますよ。ぼんぼりには、職員の名前をアレンジしたお店や会社名が筆入れされています。中には、職員がかつて就いていた職種名がさりげなく混じっていたりして、“隠れミッキー”的な発見も。

八重桜の花見をゆっくりと楽しんだ後は、そろそろ“衣替え”も検討中です。

次は、5月に見ごろとなる「藤」の花を咲かせる予定です。万葉集にも詠まれ古くから日本人が愛でてきた藤の花。コロナ禍の現代でも、利用者さまの目を楽しませてくれることでしょう。そして、夏から秋、冬へ、四季の移ろいを手作りの花で表現しながら彩っていく計画です。

 

この季節の木を考案したスタッフは、「コロナによる制限が一年以上継続していることから、少しでも四季の移り変わりを感じていただきたいです。どうにかして差し上げたい」と熱い思いを語っています。