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News お知らせ

機関誌「老健」表紙に当施設のコロナ禍での面会の様子が掲載されました

2022年04月20日

家族再会の喜び、思いやりの気持ちを伝える一枚に

「老健」は、全国の介護老人保健施設の取り組みや高齢者施設を取り巻く情勢について紹介する月刊の機関誌です。2021年4月号の表紙に金沢南ケアセンター、2022年1月号の表紙に金沢春日ケアセンターでの利用者さまとご家族の面会の様子が写真で紹介されました。コロナ禍に入り、施設内にはご家族も自由には入れない状況が続いている中で、アクリル板越し、ガラス窓越しの面会を実施し、工夫をしながら家族団欒の時間を設けた時の様子を伝えることができました。

 

金沢南ケアセンター

2021年4月号表紙は、金沢南ケアセンターでの面会の様子です。大きな透明のパーテーションを挟んでの親子の久しぶりの再会をとらえた一枚です。「元気やったか~」と嬉しさいっぱいの利用者さまの笑顔が素敵です。直接手を握ったりすることはできませんでしたが、互いを心配する親子の絆は変わりません。ほほえましく見守る職員の目も涙で潤んでいます。

 

金沢春日ケアセンター

2022年1月号の表紙は、金沢春日ケアセンターでの面会の様子です。ガラス窓を一枚隔ててのご夫婦の再会です。お互いの声が聞こえにくいため、スマートフォンを置いて音声を拾いながら会話を交わします。ご主人は、奥さまのために自宅で描いた絵を披露し、奥さまは施設で作ったブーケを用意しました。分厚いガラスを挟んでも、互いを思いやるやさしさはしっかり伝わります。

 

機関誌「老健」の表紙写真は全国の老健施設から募集したとのこと。仁智会としては、金沢春日ケアセンターと金沢南ケアセンターの両施設の写真が選ばれ、表紙を飾ることができました。全国老人保健施設協会の東憲太郎会長より感謝状もいただきました。

 

オンライン面会など工夫して「家族の時間」を設けています

新型コロナを巡る状況は、少しずつ少しずつ明るい方向に向かっているように思いますが、高齢者施設や医療機関では、まだまだ気を緩めることができません。今後も、状況に合わせて、感染予防をしながらのタブレットを使ったオンライン面会、ガラス越し面会、対面での短時間の面会などを実施し、少しでもご家族団らんの時間を設けることができるように工夫して参ります。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。