2021年11月18日
ヤマボウシ、アラカシ、ヒイラギキンモクセイ…
秋色に染まるなじみの樹々、金沢のお背戸を演出
金沢春日ケアセンター前庭にて
金沢春日ケアセンターの“自慢”の一つは、施設をぐるりと囲む植え込みです。四季折々の花や葉を楽しめるよう様々な草木をあしらっています。当施設も元菊町に移転新築して来年には15年目を迎えます。移転当初は細くて小さかった苗木もすくすくと伸び、背の高い成木へと成長しています。
金沢の町屋には、家の前や後ろにちょっとした庭があり、お背戸と呼んでいます。季節の変わり目には腕利きの植木職員さんが訪れ、枝を選定するなどていねいにお手入れをし、次の季節を迎える準備を整える。そんな文化があります。
金沢春日ケアセンターの植え込みも、お背戸のような身近な風景を演出しています。赤い実のモッコク、橙色のキンモクセイ、白い花と香りが特徴のヒイラギキンモクセイ、ヤマボウシなどの樹々のほか、足元にはツワブキの黄色い花が咲いています。
また、皇室ゆかりのお印の木も植えており、大事に育てています。愛子さまのお印のゴヨウツツジと、悠仁さまのお印のコウヤマキです。
ブログでは、介護施設だからこそできる、金沢ならではの季節の移ろいを楽しむ工夫と心をお伝えしています。どうぞご一読ください。
ツワブキ
キンモクセイ
白いお花が特徴的なヒイラギキンモクセイ
赤い実のモッコク
皇室ゆかりの樹々