2017年12月14日
12/9(土)に金沢南ケアセンターで家族会の勉強会を行いました。
今回は、ご家族から以前の座談会で要望のあった『高齢者疑似体験』を行いました。
円背を再現するジャケットを着て、ヒジやヒザ・指先の動きを制限するベルトを付け、手首と足首に重りを付けて筋力の衰えを再現し、最後に視野を狭くするゴーグルを装着。
その状態で立つ・歩く・座るとどう感じるか?
階段をのぼったり、車椅子や送迎車に乗ってみたり、物を食べたり、体操をしてみたり…たくさんのメニューを体験していただきました。
皆さん普段から介護をされているので、高齢者に関する知識は十分にお持ちでしたが、実際に体の動きがどれだけ制限されてしまうのか、視野が狭いことで感じる不安感など、まさに身をもって体験することで「こんな風なんやね~!」と、驚きの声も上がっていました。
「思っていた以上に不自由なんだと分かりました」
「細かい声掛けが一つ一つあると、とても安心する」
「これからはもう少しゆっくり待ってあげようと思う」など、とても良い経験になったという声が多かったです。
スタッフも体験し、今後のケアに活かせる貴重な体験ができました!!
ご家族の皆様、お忙しい中参加していただき、ありがとうございました!