2017年10月01日
9月29日(金)金沢北陵高校の1年生15名が福祉体験学習として、金沢春日ケアセンターにやってきました。
オリエンテーションで介護施設で働く職員の役割などの説明を受けたあと、まずは感染予防のための「手洗いチェック」を行いました。
ばい菌などの汚れを想定したクリームを手に塗り込んでから手洗いをしてもらい、機器を使ってどの程度汚れが残っているのか、確認してもらいました。
「しっかり洗ったはずなのに…」と意外にもたくさん汚れが残っていることに驚いていました。
浴室の見学では、座ったまま入浴できる「機械浴」の体験をしました。
実際に座ってみると 「こわい~」と言う生徒さんが多かったです。介助される高齢者の立場になってみるというのは大事ですね。
その他にも、入居されている利用者さまと、歌や運動などのレクリエーションを行ったり、車椅子の介助や高齢者疑似体験など、たくさんの体験を行いました。
生徒さんから
「介護は大変というイメージが強かったけど、利用者さまと話をすると楽しかったし、あたたかく迎え入れてくれて嬉しかった。」
「この仕事に興味をもった」などと、介護や福祉に関心をもってくれたことが、私たちにとっては何よりも嬉しいです。
ある利用者さまが「しっかり勉強して、何年後かにわしの介護をたのむぞー」と早くも就職の勧誘?をしていました(笑)。