医療法人社団 仁智会

花*ひろば 2020年03月一覧表示

考え方や価値観の変容に身をおく

春日花アレンジ

打倒コロナ、花のチカラで「希望」を

コロナ、コロナで閉塞感たっぷりの毎日。
感染者の数に振り回され、不安な気持ちはぬぐえませんが、何とか気持ちを前向きにしたいですね。

当法人でも老人保健施設やケアハウスの利用者さまとご家族の面会制限を続けています。
感染のリスクから利用者さまを守り、でも少しでも気持ちが楽になるような工夫ができないかを考えております。

毎週、生け替えをしているロビーのフラワーアレンジも金沢春日ケアセンターの方ではしばらくお休みしています。
隣接するケアレジデンスのロビーでは続けております。
今回は、ケアレジデンスのお花をご紹介します。

彼岸桜で心の平安を取り戻す

 

桜をメインにしたアレンジです。
ご覧ください!彼岸桜の見事な枝ぶり。
彼岸桜は、ほかの桜よりも一足早く花開くのが特徴です。

彼岸桜の花言葉は「心の平安」です。新型コロナウイルス感染拡大で社会全体が不安に陥る中、堂々と咲き誇る桜の姿を眺めながら、揺れ動く気持ちにも落ち着きを取り戻したいものですね。

エアリーフローラで旅立ちを祝う

そして、桜の足元を彩るのは、元気なオレンジ色のフリージア「エアリーフローラ」です。
花びらが幾重にも重なり、軽やかに、そして上品に舞っているよう見えます。
エアリーフローラは、ご存じの方も多いと思いますが、2017年に誕生した石川県産のフリージアの一つです。
石川県産のフリージアは、これまでに赤、桃色、紫、オレンジなど様々な色合いの花が10品種ほど開発されてきました。単独でも存在感のあるもの、ほかの花との色合わせがしやすいものなど様々な品種があります。

エアリーフローラの「エアリー」は優雅な、軽快なという意味があり、フローラは豊穣をつかさどる女神という意味です。花言葉は旅立ちを祝う、そして希望です。

考え方や価値観の変容に身を置く

社会不安に包まれている中でも、新生活に希望を託す学生さんや社会人の方も多いと思います。
日常を取り戻した時には、いろいろな考え方や価値観が変わり、全く違った社会に変容しているかもしれません。
本当に必要なもの、大事にしたいものは何なのか、そして、自分にできることはどんなことなのか、
いったん足踏みをすることになったこの時期は、そのことを今一度考えてみるいい機会かもしれません。
そして、その時がきたら、一気に躍動できるようエネルギーをためておいてください。

お部屋に花一輪

家にこもることも多くなると思いますが、こんな時こそお花を飾り、自然が持つ「気」を感じてみましょう。
忙しい日々の中で気づくことができなかった当たり前のこと、ささやかな幸せをかみしめたいものです。
お花屋さんによっては、一輪プレゼント企画、ベランダやお庭で活動ができるガーデニンググッズや苗の販売などを進めていますので、チェックしてみてくださいね。

 

 

こんな時こそ、お花を飾ろう

春日花アレンジ

新型コロナウイルスで、自粛ムード
ささやかにお花を楽しみませんか

春の花アレンジ

新型コロナウイルス感染の危機下にあって、皆様も緊張が強いられる毎日を過ごしていらっしゃるかと案じます。マスクをはじめ、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品の売り切れも続いており、私たちの日常生活にも支障をきたしています。心理的なストレスも日々大きくなっていますよね。…こんな時に何を楽しめばいいのだろうかと、気持ちの切り替えができない方も多いかと思います。

感染拡大防止のため、さまざまなイベントの中止、人の集まる施設等の閉鎖が相次いでいますが、その影響で花き業界も苦境に立たされていると聞きました。卒業式、謝恩会なども縮小、中止となり、花束やコサージュ、アレンジの大口のキャンセルも相次いでいるそうです。例年なら、別れと出会いで悲喜こもごもの春。お花も街にあふれ、一年で最も華やかな季節でもあります。

だから、こんな時こそお花を!

チューリップ

当法人でも、感染拡大防止で玄関やロビーを閉鎖、利用者さまとご家族の面会を制限しております。高齢者への感染リクスを減らすため、最大限できる対策を講じております。金沢春日ケアセンターについては、玄関ロビーの花アレンジもしばらくお休みしています。

卒業式を思わせる花アレンジ

この花アレンジは、少し前のものです。卒業式会場の壇上をイメージさせるアレンジは、華やかでありながらも清楚で落ち着いた空気を漂わせています。ピンクのチューリップ、イエローのスプレーバラ、ストックがバランス良く配置され、淡い色合いのグラデーションに凛とした緊張感も感じます。小手鞠の白い小さな花が、軽やかさを加えています。

…卒業式で生徒一人ひとりの点呼があり、壇上で証書を受け取る時の何とも言えない気持ちの引き締まる思い。はなむけの言葉と感謝の涙であふれるひと時が、次の新しい生活を送る活力にもなります。

今年は、そんなひと時をかみしめる余裕はないかもしれませんが、ささやかでも春のお花を買って、おうちの玄関に飾ってみませんか。そして、今日はホワイトデーです。バレンタインチョコのお返しに花束もいいですね。

農林水産省では、花農家が大打撃を受けている現状を鑑みて、家庭や職場でお花の購入促進を目的とする「花いっぱいプロジェクト」を3月6日からスタートさせています。素敵な花アレンジの写真もたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。

農林水産省「花いっぱいプロジェクト」↓

https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/hana-project.html

皆様も、お身体を大事に、少しでも前向きな気持ちで毎日をお過ごしくださいね。