医療法人社団 仁智会

花*ひろば 2022年08月一覧表示

【春日ケア・ロビーのお花】エリンジウム エリンギとは深いご縁あり。名前にご注目を!

ブログ春日花アレンジ

エリンジウム
とんがりとまんまるが組み合わさったモダンアート

金沢春日ケアのロビーのお花を紹介します。

今日注目したいのは、紫色の丸い花エリンジウムです。小さな花の集合体でできた粒があり、その周りには痛々しいトゲが四方八方に広がっています。セリ科で、ギリシャ語でトゲを意味する「エリギオン」にちなんで、エリンギウムという名前になりました。アメリカでは、葉の形が柊に似ているので「シーホーリー」と呼ばれています。

眺めていると、青紫色のさわやかな色合いが夏の暑さに涼しさを加えてくれますね。光の当たり具合では、艶が際立っていぶし銀が降りかかっているようにも見え、鋼の強さも感じられます。

花言葉は、「無言の愛」「秘めた恋」。まるみととんがりが共存する感情を想像すると、納得のいくネーミングです。

キノコのエリンギとのまさかの接点

キノコの一種として料理にも使うエリンギ。実は、エリンギは、このエリンジウムの枯れた根っこに寄生して育つそうです。エリンギという名前…確かにエリンジウムに似ていますね。見た目、色は全く似ていませんが…。今度、エリンギを食べる時には、ぜひエリンジウムも思い出してください♪

ケイトウのオレンジに秋の気配も

ふわふわ感が半端ない。思わず触りたくなるケイトウの花

ユリのピンク、トルコキキョウの紫のグラデーションが上品です

 

【春日ケア・ロビーのお花】パンパスグラス ボリュームあるフサフサ、実は魔女のほうき!

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ススキに似ている!?パンパスグラス
幸せを運んでくる魔女のほうき

金沢春日ケアセンターのロビーのお花を紹介します。
今回注目したいのは、フサフサの馬のたてがみのような草、パンパスグラスです。

パンパスグラスは、草丈が3mほどに生長するイネ科の多年草です。ススキに似ているとも言われますが、ススキのような軽やかさはありません。穂のボリュームが大きく、茎も太いのが特徴です。9~10月、夏の終わりから秋にかけて穂をつけ、穂先だけでも50㎝ほどの長さになります。

パンパスグラスという名前にあるように、原産地はパンパと呼ばれる南アメリカ大陸です。和名はシロガネヨシ。花穂が桃色のものもあります。

本名はさておき、見た目は馬のたてがみのほか、キツネのしっぽ、大きな筆…いやいや、魔女のほうき!束ねて持てば、軽快に空を飛べるかしら、そんな妄想さえ浮かんできます。

花言葉は雄大な愛

花言葉は、「光輝」「雄大な愛」「強気な心」。日の光を浴びてキラキラと光る穂先からは、エネルギーが立ち上り、見ている者も元気をもらえます。幸せを運んでくる魔女の宅急便、キキとジジのかわいらしい姿がひょっこりと現れるかな…そんなワクワクした気持ちになります。

八重のユリもゴージャスです