医療法人社団 仁智会

花*ひろば 2022年07月一覧表示

【春日ケア・ロビーのお花】リンドウ 盛夏に際立つ花巻ブルー

ブログ春日花アレンジ

夏の花ヒマワリ、秋の花リンドウ

金沢春日ケアセンターのロビーのお花をご紹介します。

黄色い花びらが元気よく開いているヒマワリ、軽やかな小花のオンシジューム、そして深い緑にさわやかな白い筋の入ったシマハラン。原色が鮮やかな夏の花です。そんな中でひときわ目立つのが、ロイヤルブルーのリンドウ。このリンドウを紹介したいと思います。

リンドウの華やかさは「いとをかし」

リンドウは9~11月にかけて花開く秋の花です。日光が当たっている時に開き、暗くなる日没後には閉じる習性があります。花が開閉を繰り返す様子は生命力にあふれ、見ている人に活力をもたらします。原産国は日本。平安期の代表作ともいわれる清少納言の「枕草子」にもリンドウが登場します。清少納言は、「こと花どもの皆霜枯れたるに、いと花やかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし」と表現し、リンドウの花を愛でています。

宮沢賢治が好んだ花巻ブルー

また、宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」にも登場します。主人公のカムパネルラが銀河鉄道の車窓を見て最初に目に飛び込んできたのが凛として立つリンドウの青い花。「ああ、りんどうの花が咲いている。」と思わず叫びます。岩手県では、リンドウをはじめ賢治が好んだ青を「花巻ブルー」と呼んで親しんでいます。

深い青のリンドウを愛でながら、物語の世界に思いを馳せてみませんか。

【春日ケア・ロビーのお花】アガパンサス ジューンブライドの季節に咲く花

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愛の花 アガパンサスとユリ

金沢春日ケアセンターのロビーのお花をご紹介します。

紫の小花がかわいらしいアガパンサス

お花の名前を記した立て札は、七夕仕様です。

アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」

お花についての詳しい説明も添えています。
アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」ですって。
今年の七夕。織姫と彦星は会えるでしょうか?!

 

【春日ケア・ロビーのお花】ラークスパー 伸びやかに飛び回る鳥たちのイメージ

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夏の空を自由に、快活に

金沢春日ケアセンターのロビーのお花を紹介します。

紫色の小花がついた背の高いお花は、ラークスパーというお花です。千鳥草、飛燕草(ひえんそう)とも呼びます。
一つ一つの花が空を飛んでいる鳥やツバメのように見えることから、名づけられました。

アップで見てみると、確かに一つ一つの花に動きがあり、様々な表情を見せていますね。
色はブルー、紫、白、ピンクなどいろいろな色があるようです。今回のフラワーアレンジでは、オレンジや黄色のビタミンカラーの中に、紫色のラークスパーが混ざることで、ほっと優しい印象を与えています。

猛暑の夏を元気に乗り切る

ラークスパーの花言葉は、「自由」「快活」。
早くも暑さの厳しさを感じる今年の夏、花の力を借りて元気に過ごしていけるといいですね。