医療法人社団 仁智会

花*ひろば

平成最後のクリスマスは“紅白花合戦”

春日花アレンジ

おしゃべりなアマリリス vs 情熱のバラ

あっという間に年の瀬を迎え、今日は一年でもっとも華やかなイベントのクリスマスです。
金沢のクリスマスはたいてい曇天のグレーな空のことが多いですね。それでも、今年は平成最後のクリスマスということもあり、街中には豪華な飾りつけが目立つように思います。

我らが金沢春日ケアセンター、そして金沢春日ケアレジデンスのロビーも素敵な花やツリーで飾りつけし、皆さまをお迎えしています。今回は両方のお花を同時にご紹介します。まずは、クリスマスツリーから。

金沢春日ケアレジデンスのロビーを彩る青いツリー

そして、お花はロマンティックなピンク系統でまとめられ、愛らしい雰囲気を醸し出しています。

ケアレジデンスのお花はピンク系で統一

サテン生地のドレスのような光沢を放つバラ

定番のバラを中心に、深い紅色のストックや紫のトルコキキョウがグラデーションを描いており、サテン生地でできたドレスのような光沢感を放っています。上品な輝きと落ち着きの両方を演出しています。

新しい時代の芽を思わせる萌黄色のアマリリス

一方、春日ケアセンターのロビーは…

春日ケアセンターのお花は白系統で統一

白を基調として黄色や黄緑のさわやかな色合いでまとまっています。

中でも、新芽の萌黄色のようなふっくらとした花に惹かれます。新しい時代の到来を告げる唇のように見えるお花、これはアマリリスです(下写真左)。ユリのようにも見えますが、花びらもめしべやおしべを包み込むように開き、おおらかな印象です。花言葉は「おしゃべり」だそうです。そう言われると、横向きに開いたお花同士の距離感がちょうどよく、まるで会話を楽しんでいるようにも見えますね。平成の30年間をゆっくりと振り返りながら、「あれもあった」「こんなこともあった」と思い出話をしているのでしょうか。

 

 

そして、白枝や綿の実や、ヒムロ杉とヒバが加われば、眺めているだけで鈴の音が聞こえてきそうなクリスマスの花あしらいになります。

皆さまはどのようなクリスマスをお過ごしでしょうか。

平成30年間の歴史は、金沢春日ケアセンターの歩み

怒涛の平成30年間。30年前の1988年は、私ども金沢春日ケアセンターの前身の老人保健施設・春日町ケアセンターが金沢市春日町で開設された年でもあります。旧浅ノ川病院の建物をそのまま利用したベッド100床からのスタートでした。まだ介護保険制度もなく、高齢者介護や福祉が制度的にも技術的にも整っていないところから、手探りでサービスの拡大と充実に努めてまいりました。平成の歴史は、そのまま私達の歩みとも重なります。

高齢者の介護をとりまく現状は課題も多く、私達もやるべきことがたくさんあります。皆さまへの感謝の気持ちを忘れずに、来るべき新しい時代に期待と希望を持って、一歩ずつ進んでまいりたいと考えております。

ありがとうございました。