医療法人社団 仁智会

花*ひろば 2019年12月一覧表示

令和クリスマスはcool&warmで

春日花アレンジ

ケアレジデンスはcoolに、ケアセンターはwarmに

ベタな言い方ですが、明日、明後日は「令和初のクリスマス」。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。新元号に切り替わり、東京五輪の年を控えて、少々慌ただしいようなそんな空気感が漂っています。

金沢春日ケアセンター、金沢春日ケアレジデンスでは、クリスマスムードをしっかりと感じることができる花アレンジで皆さまをお迎えしております。ロビーのお花は、同様の素材を使いながらも全く違う印象を醸し出しています。

写真左が金沢春日ケレジデンスです。大きく華やかに花開いているのはユリ。デザートという品種です。中心が白っぽく、花の外側に向かうにつれてほんのり薄桃色に染まる艶やかな姿が特徴です。

ユリの花(デザート)

日本原産の品種も多いユリ

ユリはヤマユリ、ササユリ、テッポウユリなど日本が原産のものも多く、昔から野原や里山の風景になじんで咲いていました。私達にもなじみ深い花です。古くは「万葉集」「古事記」「日本書紀」にも描かれており、当時の人々もユリの花の華やかさを愛でていたことがうかがえます。

古代に想いをはせながら花を眺めると、アレンジもより深みを持って迫ってきますね。このユリの艶っぽさを引き立てるが桃色のトルコキキョウ、パッションピンクのストックです。丸みを帯びた花は、大輪のユリの脇でも存在感を持ってそれぞれ咲き誇っています。

雪をイメージさせる白枝と綿の実、ひむろ杉の緑がクリスマスムードを盛り上げます。すっと伸びた白枝は全体を引き締めており、「cool beauty」なクリスマスを演出しています。

レジデンスのクリスマスツリー

毎年恒例の春日ケアレジデンスのクリスマスツリー。夕方になるとイルミネーションがまばゆく輝く。

春日ケアセンターは、優しく丸く…

続いて、春日ケアセンターのロビーにやってきました。こちらは赤や黄色の暖色系でまとまり、あったかいアレンジメントです。こちらもユリ科の花が主役です。波打ったようにひだのある赤い花びらが特徴のグロリオサという品種です。花言葉は“栄光”。新しい時代を彩るのにふさわしい、力強い生命力を感じます。

グロリオサとピンポンマム

そして、グロリオサを囲むように咲く丸いのは、ピンポンマム。オレンジに近い黄色の花がとてもかわいらしく、赤い小さな実のヒペリカムと合わせてアレンジ全体を優しく温かい印象にまとめています。

赤やオレンジの背景になるのが優しいグリーンの枝もの、フェイジョア。ユーカリの葉に似ていますが、手触りがとても柔らかく、葉の裏が銀白色なので、光の当たり方によってキラキラと輝いているように見えます。そして、複雑な曲線が神秘的なウンリュウヤナギが華やかさを添えています。

新元号「令和」は、ご存知の通り万葉集が出展で、美しい調和という意味です。世界が調和され、平和が永遠に達成されるというメッセージが込められているといいます。世界も、日本も、そして目の前の花アレンジも調和が大切。一つひとつの花が置かれた場所で精いっぱい咲き誇ることでこそ、全体が美しいハーモニーを奏でるのです。