医療法人社団 仁智会

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【春日ケア・ロビーのお花】パンパスグラス ボリュームあるフサフサ、実は魔女のほうき!

ブログ春日花アレンジ

ススキに似ている!?パンパスグラス
幸せを運んでくる魔女のほうき

金沢春日ケアセンターのロビーのお花を紹介します。
今回注目したいのは、フサフサの馬のたてがみのような草、パンパスグラスです。

パンパスグラスは、草丈が3mほどに生長するイネ科の多年草です。ススキに似ているとも言われますが、ススキのような軽やかさはありません。穂のボリュームが大きく、茎も太いのが特徴です。9~10月、夏の終わりから秋にかけて穂をつけ、穂先だけでも50㎝ほどの長さになります。

パンパスグラスという名前にあるように、原産地はパンパと呼ばれる南アメリカ大陸です。和名はシロガネヨシ。花穂が桃色のものもあります。

本名はさておき、見た目は馬のたてがみのほか、キツネのしっぽ、大きな筆…いやいや、魔女のほうき!束ねて持てば、軽快に空を飛べるかしら、そんな妄想さえ浮かんできます。

花言葉は雄大な愛

花言葉は、「光輝」「雄大な愛」「強気な心」。日の光を浴びてキラキラと光る穂先からは、エネルギーが立ち上り、見ている者も元気をもらえます。幸せを運んでくる魔女の宅急便、キキとジジのかわいらしい姿がひょっこりと現れるかな…そんなワクワクした気持ちになります。

八重のユリもゴージャスです

 

 

【春日ケア・ロビーのお花】リンドウ 盛夏に際立つ花巻ブルー

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夏の花ヒマワリ、秋の花リンドウ

金沢春日ケアセンターのロビーのお花をご紹介します。

黄色い花びらが元気よく開いているヒマワリ、軽やかな小花のオンシジューム、そして深い緑にさわやかな白い筋の入ったシマハラン。原色が鮮やかな夏の花です。そんな中でひときわ目立つのが、ロイヤルブルーのリンドウ。このリンドウを紹介したいと思います。

リンドウの華やかさは「いとをかし」

リンドウは9~11月にかけて花開く秋の花です。日光が当たっている時に開き、暗くなる日没後には閉じる習性があります。花が開閉を繰り返す様子は生命力にあふれ、見ている人に活力をもたらします。原産国は日本。平安期の代表作ともいわれる清少納言の「枕草子」にもリンドウが登場します。清少納言は、「こと花どもの皆霜枯れたるに、いと花やかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし」と表現し、リンドウの花を愛でています。

宮沢賢治が好んだ花巻ブルー

また、宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」にも登場します。主人公のカムパネルラが銀河鉄道の車窓を見て最初に目に飛び込んできたのが凛として立つリンドウの青い花。「ああ、りんどうの花が咲いている。」と思わず叫びます。岩手県では、リンドウをはじめ賢治が好んだ青を「花巻ブルー」と呼んで親しんでいます。

深い青のリンドウを愛でながら、物語の世界に思いを馳せてみませんか。

【春日ケア・ロビーのお花】アガパンサス ジューンブライドの季節に咲く花

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愛の花 アガパンサスとユリ

金沢春日ケアセンターのロビーのお花をご紹介します。

紫の小花がかわいらしいアガパンサス

お花の名前を記した立て札は、七夕仕様です。

アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」

お花についての詳しい説明も添えています。
アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」ですって。
今年の七夕。織姫と彦星は会えるでしょうか?!

 

【春日ケア・ロビーのお花】ラークスパー 伸びやかに飛び回る鳥たちのイメージ

ブログ春日花アレンジ

夏の空を自由に、快活に

金沢春日ケアセンターのロビーのお花を紹介します。

紫色の小花がついた背の高いお花は、ラークスパーというお花です。千鳥草、飛燕草(ひえんそう)とも呼びます。
一つ一つの花が空を飛んでいる鳥やツバメのように見えることから、名づけられました。

アップで見てみると、確かに一つ一つの花に動きがあり、様々な表情を見せていますね。
色はブルー、紫、白、ピンクなどいろいろな色があるようです。今回のフラワーアレンジでは、オレンジや黄色のビタミンカラーの中に、紫色のラークスパーが混ざることで、ほっと優しい印象を与えています。

猛暑の夏を元気に乗り切る

ラークスパーの花言葉は、「自由」「快活」。
早くも暑さの厳しさを感じる今年の夏、花の力を借りて元気に過ごしていけるといいですね。

 

 

【春日ケア・ロビーのお花】丹頂アリウム 頑張っている方への“応援花”に

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てっぺんが紫、ほんのりネギの香り…丹頂アリウム

金沢春日ケアセンターのロビーのお花をご紹介します。

今週のお花は、ヒマワリ、ガーベラ、アルストロメリア、かすみ草、丹頂アリウム、ドラセナです。

今回は丹頂アリウムを中心に説明します。紫色の小花が球状に咲きます。花の上の方から咲き、咲きそろう過程でてっぺんが赤紫に見えるので「丹頂」と名付けられたそうです。アリウムと言う名前は、古代ラテン語で「ガーリック」を意味します。ニンニクですね。ネギやニラも同じ仲間です。この丹頂アリウムも茎の切り口からほんのりネギの香りがします!

茎がうねっており、花アレンジ全体に立体感を出していますね。これは、栽培技術でうねりを出すことができるそうです。

花言葉は「くじけない心」

茎のうねりが、人の心の動きにも見える丹頂アリウム。花言葉は「くじけない心」です。どんなことがあっても、臨機応変にしなやかにやり過ごす、生き抜く、そんな力強さをもらえるお花です。応援メッセージを贈る時にも添えると良いかもしれませんね。