春日ケアの中庭は宝石箱
ブログ春日花アレンジ
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春日花アレンジ
コロナ、コロナで閉塞感たっぷりの毎日。
感染者の数に振り回され、不安な気持ちはぬぐえませんが、何とか気持ちを前向きにしたいですね。
当法人でも老人保健施設やケアハウスの利用者さまとご家族の面会制限を続けています。
感染のリスクから利用者さまを守り、でも少しでも気持ちが楽になるような工夫ができないかを考えております。
毎週、生け替えをしているロビーのフラワーアレンジも金沢春日ケアセンターの方ではしばらくお休みしています。
隣接するケアレジデンスのロビーでは続けております。
今回は、ケアレジデンスのお花をご紹介します。
桜をメインにしたアレンジです。
ご覧ください!彼岸桜の見事な枝ぶり。
彼岸桜は、ほかの桜よりも一足早く花開くのが特徴です。
彼岸桜の花言葉は「心の平安」です。新型コロナウイルス感染拡大で社会全体が不安に陥る中、堂々と咲き誇る桜の姿を眺めながら、揺れ動く気持ちにも落ち着きを取り戻したいものですね。
そして、桜の足元を彩るのは、元気なオレンジ色のフリージア「エアリーフローラ」です。
花びらが幾重にも重なり、軽やかに、そして上品に舞っているよう見えます。
エアリーフローラは、ご存じの方も多いと思いますが、2017年に誕生した石川県産のフリージアの一つです。
石川県産のフリージアは、これまでに赤、桃色、紫、オレンジなど様々な色合いの花が10品種ほど開発されてきました。単独でも存在感のあるもの、ほかの花との色合わせがしやすいものなど様々な品種があります。
エアリーフローラの「エアリー」は優雅な、軽快なという意味があり、フローラは豊穣をつかさどる女神という意味です。花言葉は旅立ちを祝う、そして希望です。
社会不安に包まれている中でも、新生活に希望を託す学生さんや社会人の方も多いと思います。
日常を取り戻した時には、いろいろな考え方や価値観が変わり、全く違った社会に変容しているかもしれません。
本当に必要なもの、大事にしたいものは何なのか、そして、自分にできることはどんなことなのか、
いったん足踏みをすることになったこの時期は、そのことを今一度考えてみるいい機会かもしれません。
そして、その時がきたら、一気に躍動できるようエネルギーをためておいてください。
家にこもることも多くなると思いますが、こんな時こそお花を飾り、自然が持つ「気」を感じてみましょう。
忙しい日々の中で気づくことができなかった当たり前のこと、ささやかな幸せをかみしめたいものです。
お花屋さんによっては、一輪プレゼント企画、ベランダやお庭で活動ができるガーデニンググッズや苗の販売などを進めていますので、チェックしてみてくださいね。
春日花アレンジ
新型コロナウイルス感染の危機下にあって、皆様も緊張が強いられる毎日を過ごしていらっしゃるかと案じます。マスクをはじめ、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品の売り切れも続いており、私たちの日常生活にも支障をきたしています。心理的なストレスも日々大きくなっていますよね。…こんな時に何を楽しめばいいのだろうかと、気持ちの切り替えができない方も多いかと思います。
感染拡大防止のため、さまざまなイベントの中止、人の集まる施設等の閉鎖が相次いでいますが、その影響で花き業界も苦境に立たされていると聞きました。卒業式、謝恩会なども縮小、中止となり、花束やコサージュ、アレンジの大口のキャンセルも相次いでいるそうです。例年なら、別れと出会いで悲喜こもごもの春。お花も街にあふれ、一年で最も華やかな季節でもあります。
だから、こんな時こそお花を!
当法人でも、感染拡大防止で玄関やロビーを閉鎖、利用者さまとご家族の面会を制限しております。高齢者への感染リクスを減らすため、最大限できる対策を講じております。金沢春日ケアセンターについては、玄関ロビーの花アレンジもしばらくお休みしています。
この花アレンジは、少し前のものです。卒業式会場の壇上をイメージさせるアレンジは、華やかでありながらも清楚で落ち着いた空気を漂わせています。ピンクのチューリップ、イエローのスプレーバラ、ストックがバランス良く配置され、淡い色合いのグラデーションに凛とした緊張感も感じます。小手鞠の白い小さな花が、軽やかさを加えています。
…卒業式で生徒一人ひとりの点呼があり、壇上で証書を受け取る時の何とも言えない気持ちの引き締まる思い。はなむけの言葉と感謝の涙であふれるひと時が、次の新しい生活を送る活力にもなります。
今年は、そんなひと時をかみしめる余裕はないかもしれませんが、ささやかでも春のお花を買って、おうちの玄関に飾ってみませんか。そして、今日はホワイトデーです。バレンタインチョコのお返しに花束もいいですね。
農林水産省では、花農家が大打撃を受けている現状を鑑みて、家庭や職場でお花の購入促進を目的とする「花いっぱいプロジェクト」を3月6日からスタートさせています。素敵な花アレンジの写真もたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。
農林水産省「花いっぱいプロジェクト」↓
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/hana-project.html
皆様も、お身体を大事に、少しでも前向きな気持ちで毎日をお過ごしくださいね。
春日花アレンジ
早いもので二月もあと10日ほど。今年はオリンピックイヤーなので、29日までありますが、それでも二月はいつもより時間が経つのが早く感じられます。
そして、女のお子さんのいらっしゃるお家からは、共通のつぶやきが聞こえてきそうです。
「あ、おひなさま、飾らんなん!」
冬の寒さ、コロナウィルスやインフルエンザ対策などに翻弄されているうちに、ひな人形を出すのがつい後回しになっていませんか。
金沢ケアレジデンスには、かわいいアンティークなひな段飾りが登場しました。
金沢春日ケアレジデンスにお目見えしたお雛さま
知り合いの方が大事にされてきたものを譲り受けたのですが、内裏雛をはじめお人形の保存状態がとても良く、着物もとてもきれいです。橘の実や桜の花も一つひとつ布で縫いこまれており、丁寧な手仕事がうかがえます。
そして、一番下にはとってもかわいい貝飾りが!
二枚貝の中に、赤ちゃんと手毬などのおもちゃが収まっています。真っすぐにそろっている前髪がとても愛らしくて、思わず手に取ってしまいました。
そして、花アレンジを手掛けてくださっている花あしらい「セレソ」の北原さんが、桃の花を添えてくださいました。ひし餅も加わり、ひな段がぐっと華やかになりました。
ところで、ひな人形はいつまで飾っておいてもいいのでしょうか?
慌てて飾り、3月3日を過ぎて慌ててしまう…こんな思いをしている人も多いのではないでしょうか。金沢の老舗、人形の堀川さんのホームページによると、ひな人形は立春を過ぎたら二月の中旬、遅くとも桃の節句の一週間前までに飾るのが適当とのこと。初節句の場合は、一月から飾ることをおすすめするそうです。
そして、石川県では4月3日まで飾られるお家も多いそう。早く片付けないと婚期が遅れると言い伝えられているけれども、特に根拠はないので気にしないでいいと書かれていました。早めに飾り、ゆっくり楽しむのがいいということですね。
いろいろと調べてみると、加賀藩主の前田利家公の命日が3月3日なので、金沢城下ではお殿様の亡くなった日にお祝いをするのも気が引けるということで、旧暦に合わせて一カ月後まで飾るという風習が残っているようです。
諸説あるようですが、せっかく飾ったひな人形、すぐに片付けるのはもったいない。価値観も多様化しているこの時代、娘の婚期が遅れるとかなんとかという考え方も古いようにも思いますし、ひな人形と一緒に迎える早春の季節をゆっくり楽しみたいものです。
ネコヤナギのふわふわがかわいい花アレンジ
ひな人形の隣には、春の訪れを告げる花アレンジです。
ネコヤナギ
ネコヤナギのふわふわした薄いグレーの花穂がかわいらしいです。桜やモクレン、コブシなどの冬芽は、丈夫なりんぺんに包まれていて触ると固く、花が咲く姿を想像しにくいですが、ネコヤナギは一足早く早春に花を咲かせ、冬の寒さに疲れた心をほっとなごませてくれます。
深紅のダリアや黄色の菜の花も、鮮やかなビタミンカラーで見ているだけで元気になれそうです。
さて、元気が出てきたところで、うちもひな人形を飾ろうと思います。
春日花アレンジ
年が明けても、今のところ雪が降らない金沢の冬です。
暖冬、大歓迎ですが、お庭の冬景色を楽しみたい方にはちょっと物足りないかもしれませんね。
松や椿、梅など、金沢の庭に植えられている樹木は常緑樹が多く、この時期はふんわりと積もった白い雪と葉や花とのコントラストがとても美しいですからね。
春日ケアセンターと春日ケアレジデンスでは、金沢の冬の庭をイメージした花アレンジがお目見えです。
金沢春日ケアレジデンスの花アレンジです。
赤色を基調とするグラデーションでコーディネートされています。
次々と花開いて、枝を賑わせているのは木瓜の花ですね。
そして、足元にはおなじみの椿です。
しっとりとした深紅のお花は、カップの形に開花し、アレンジ全体を立体的に奥行きのあるアレンジに見せています。
このアレンジの見どころは、椿の葉です。
いつもロビーの花のアレンジを手掛けてくださっている花あしらい「セレソ」の北原サクラさんによると、「木瓜の紅色、椿の赤、そして光沢ある椿の葉の緑色のコントラストを楽しんでいただきたいです」とのこと。
艶やかな葉の表面に光が反射して、きらきらと輝いています。
椿は常緑樹なので、冬でも青々とした葉で覆われています。
どんな環境でも耐えられるように、葉の表面には、蝋(ろう)が浸透していて、強い光や紫外線から葉を守り、気孔以外から水分が奪われるのを防いでいるそうです。
うんちくは横に置いておき、椿に舞い散る雪…今年はまだ見られませんね。
紅白、そして深い緑色の鮮やかなコントラストは金沢の冬の風物詩でもあります。
春までには、見る機会があるかもしれません。
こちらは、金沢春日ケアセンターの花アレンジです。
白と薄い黄色のグラデーションが、雪、そして早春の芽吹きを感じさせます。
ユリ、ストックも白でそろえ、スイートピーの薄い黄色は、この時期に旬を迎える水仙のようにも見えます。
雪柳の小さな白い花、黄色の小花を枝いっぱいにつけている青文字がアレンジ全体を包み込んで、動きのあるものにしています。青文字はクスノキ科の樹木で、葉に先立って小さな花が咲きます。枝が青みがかっていることから、青文字と名づけられたそうです。
同じクスノキ科で黒文字という樹木もありますが、こちらは楊枝の材料として知られています。黒い樹皮が残った高級な楊枝、茶席の生菓子などをいただく際に使いますよね。
冬から春へ、旬のお花を楽しみながら、季節の移ろいを感じて過ごしたいですね。
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